勉強時間 昨日12.5H 今日12H
<内訳>
昨日の分と合計して書きます。
・岡野の化学
TC0046_岡野の化学(46)サリチル酸【第9講・最終回】
TC0047_岡野の化学(47)芳香族アミン
TC0048_岡野の化学(48)アミンと混成軌道
混成軌道について(例:アンモニア)
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以下、()は電子。矢印は電子の向き。
アンモニアの窒素(N)は、通常は以下の編成であるが、
L殻-p軌道 (↑)(↑)(↑)
L殻-s軌道 (↑↓)
K殻-s軌道 (↑↓)
結合時には、新たに以下の編成になる。結合できる電子が多い方が安定するため。
sp3軌道 (↑↓)(↑)(↑)(↑)
K殻-s軌道 (↑↓)
sp3軌道の3つの不対電子対(↑)が、水素と結合し、
余りの(↑↓)は非共有電子対として原子を攻撃したりできるようになる。
アニリン(ベンゼン環-NH2)の場合は、
ベンゼン環と効果的に共役するために、以下編成をとる。
L殻-p軌道 (↑↓)
sp2軌道 (↑)(↑)(↑)
K殻-s軌道 (↑↓)
→アニリンのL殻にある非共有電子対は、ベンゼン環の電子雲に取り込まれる。
そのため、アンモニアより弱塩基性となる。
参照
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・光学フィルム 対訳収集 完→別の明細書の対訳収集 開始
長かったフィルムの明細書の対訳収集兼情報収集が終了しました。
偏光板やフィルムの成形方法についてその他諸々知識が深まりました。
普段使わない用語はMindmapに、主に特許案件での色んな使用例をまとめることで、イメージが掴めたのと、記憶に残りやすくなった気がします。
そしてまた、別の訳が良さげな光学フィルムの明細書を見つけたので、対訳収集を始めました。今度はあまり時間を掛けずに収集するだけを目的で進めます。
トライアルを2回受けてみて、メモリ不足による効率の悪さが課題の1つかなと思ったので。
専門用語の確定で悩むのと同じくらい、もしくはそれ以上に簡単な文章の言い回しで悩むことが多かったです。
今までメモリを増やそうと言う考えがあまりなく、どちらかと言うと躊躇していましたが、これからある程度良いと思えるレベルの明細書はどんどん収集して、自分で訳す際にすぐ参照できるものを増やしていきたいと思います。
メモリを増やすのと同時に、自分の頭の中の日本語フレーズ集もレベルアップしていかないと!
・有機EL明細書読解
ずっと気になっていた分野に再挑戦。
前回(ちょうど1か月前)は化学系明細書に慣れていなくて断念したのでした。
今まで液晶の光学フィルムについて勉強していたので、少し近そうなバリアフィルムから読み始めることにしました。まずは日本語明細書からです。
これからは有機ELの世界にどっぷり漬かって今まで以上に深さを意識した勉強をしたいと思います。
【読んでいる明細書の課題】
発光素子は水分・湿気に弱いため、バリアフィルムが必要である。
従来はガラスまたは樹脂を使用しているが、ガラスだと柔軟性がなく、
樹脂フィルムだとガラスに近い耐性を持たせるのが難しい。
【解決手段】
フルオロアルキル基を有するシルセスキオキサンをバリア層に使用する
フルオロと言うワードから水を弾きそうなにおいがプンプンしますね。
以下の本を相棒に。
・ビデオ講座視聴
0963_情報集約とレバレッジ
0370_レバレッジ特許翻訳講座:Y1についてのQ&A(化学用語の確定方法)
0591_化合物名のチェック方法(Q&A)
0598_Hydroxide_vs_Hydrate_(Q_and_A)
0613_架橋剤・架橋反応について(QandA)
0769_化合物名を翻訳する際の注意点
0830_群とグループ(Q&A)
明日やること
・光学フィルム対訳収集
・有機EL日本語明細書ドンドン読む
・岡野の化学
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