1週間バイオの勉強をしてみてのまとめ。
費やした勉強時間はトータル 85H
1日の平均は 12.5H
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・免疫学
*進捗
・11章:免疫記憶とワクチン 完
・12章:自然免疫と適応免疫の共進化 完
・13章:生体防御機構の破綻 1/2
13章については色んな病原体の話が10ページくらいに渡って
出てきたので、mindmap化して整理しました。
<ノート*2>
【参考書籍】
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・統計
今週は2日間集中して統計の勉強もしました。
学んだことは前回の記事参照。
明細書を読んだ時に、統計に関して知らない内容が出てきた時には
また勉強して理解を深めたいと思います。
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・トライアル(仮)に挑戦
以前別分野のトライアルを受けた際に
送られてきていたバイオ分野のトライアルに取り組み始めました。
本番ではないので、(仮)としました。
内容としては抗がん剤の成分に関するものなのですが、
約2ヶ月間バイオを勉強してきて手ごたえとしてはどうだったのか、
と言うのを記録として書いておこうと思います。
まず結論としては、
かなり良い線いっているのではないかな、と思いました。
これまでもがん関連の特許は読んでいましたが、
主に読んでいたのは抗体医薬やがん細胞の標識化などの分野で、
今回は低分子医薬分野の特許だったため、
今まで読んでいたものとは少し違うなと思いました。
ただ、少し読み始めたところで、今回の特許が
今まで勉強した中のどの辺りの項目と関連が強いのか、
と言うことが分かってきました。
今まで勉強した免疫学、遺伝学、生合成経路(生物学?)、
そして化学合成の領域が少しずつ組み合わされていて、
出題としてはなかなか面白いな、と思いました。
(トライアル評論家みたいになっていますが…)
掛かった時間としては、
この発明はこう言うものだ、と言えるまでの
情報収集に約30分。
何故その成分を対象としているのか、
これまでの研究と何が違うのか、
本発明の意義は何か、
と言った明細書の肝を予備知識も含めて理解するのに約1.5時間。
ここまで分かれば、
この実験はこのことを確認しようとしているのね、
この定義であのことを説明しているのね、
と物語のように入ってくるようになりました。
全体像を掴むまでの情報収集が意外と短く終わってしまったのですが、
短く済んだのが、この課題が分かりやすいからなのか、
自分のこれまでの勉強の成果なのか、は分析しきれていませんが、
どちらの要素も含まれていると思います。
訳の方も、課題箇所は700word程度だったので半日で終了。
確認も兼ねてトライアルの箇所以外の一部訳と見直しにさらに1日を費やしました。
課題箇所で一番訳しにくかったのが、化学的な記載箇所だったので、
これからも自分が訳す際や見直す際は要注意だなと思いました。
もしかしたらこの会社のバイオ案件の翻訳者さんの中には、
化学の知識が弱いことによる問題があったりするのかな、
などと考えてしまいました。
あとは課題箇所ではないところを訳していた時に、
そういえばマウスを使った実験のお作法について全く調べていなかったな
と言うことに気付いたので、明日はこのあたりを勉強しようと思います。
明後日は、また別のバイオトライアル(本番ではありません)に
取り組もうと思います。
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●来週やること
・免疫学
・対訳収集、明細書読み
・トライアル(仮)
・JASIS準備など
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