1週間生化学の勉強をしてみてのまとめ。
費やした勉強時間はトータル 90H
1日の平均は 13H
慣れてきたこともあり、
今まで掛かっていた時間より短時間で終わることも増えてきました。
もっと集中して、今までやっていたことを各4時間くらいで終わらせて、
余った時間を対訳収集に回したいと思っています。
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・細胞生物学⇒分子遺伝学
*進捗
・4章:化学エネルギーを獲得する経路 完
・5章:光合成:日航からのエネルギー 完
・6章:染色体、細胞周期および細胞分裂
予定より進みが早く、第2巻の分子遺伝学に入りました。
今読んでいるのはLIFEとEssential細胞生物学なのですが、
個人的にはどちらもしっくり来ておらず、
これだ、と言う参考書を見つける旅は続きそうです。
LIFEはかなりあっさりとした説明になっているのですが、
時々Essential以上に細かく書いてある記載があったりして混乱します。
Essentialは、今の自分にはかなり細かすぎて
全体像が見えにくいところがあります。
勉強の仕方としては、LIFEに沿って勉強して
Essentialの単元で内容を確認して、
Youtubeなどで該当箇所のビデオを視聴して、
自分の理解があっている確認する、という形が個人的にはよいかなと思っています。
【参考書籍】
・遺伝の単元に入ったので、DNAを読み始めました。
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・免疫学
*進捗
・3章:自然免疫:感染に対する誘導応答 完了
・4章:抗体の構造とB細胞の多様性 1/2完了
免疫学は面白いです。
B細胞は、病原体と戦うことのできる、抗体を産生できる細胞なのですが、
その抗体の多様性を作り出す仕組みを今日は勉強しました。
簡単に書くと、VとDとJと言う遺伝子の断片が遺伝子座には存在していて、
その3種類の各断片も、5~30種類くらいの種類にさらに分かれていて
(上表では4種類くらいですが)、
そこから1つずつピックアップしてVDJが並んだ組み合わせを組み込んで
抗体が作られているんです。
これによって、1万に及ぶ抗体が作り出せる、と言う仕組みになっているので、
人間はあらゆる病原体と戦うことができるというわけです。
しかもその組み合わせの配列の目印となる
「組換えシグナル配列」と呼ばれる存在もあったりして
よく出来ているなぁと思いました。
【参照】
Essential免疫学 第4版 P.92
ごくごく簡単に書かれた説明はこちら
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思わず感動してさらに調べていたところ
この遺伝子の再編成の仕組みはノーベル賞を取った発見だということが分かりました。
受賞者は「利根川進」さん。1987年にノーベル生理学・医学賞を受賞されています。
そこであっ!と気づきました。実は私、最近この方の本を読んでいたのでした。
本では、発見の内容よりも利根川さんの研究者としての姿勢に感動してしまったので、
肝心の発見についてはあまり覚えていなかったようです…(反省)
今回ようやくお名前と素晴らしい実績をリンクさせることができました。
<ノート>
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【来週に向けて】
読める特許が増えてきた実感があるので配分としては
分子遺伝学3H・免疫学5H・その他4H~
として、その他の時間は、特許を読んで対訳収集をするようにしていく予定です。
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