MEMS明細書ごみ取り

今日の勉強時間 10H

・MEMS(どちらかと言うとレジスト)明細書対訳ごみ取り 約800文字
・翻訳スキル関係の講座視聴

訳していて悩んだこと
〇changeとvariableとvariation

①a reduction in the change in CD
公開訳 :CDにおける変化を減少すること
私の訳 :CDばらつきの低減

本明細書はレジストの話をしているので、CDはcritical dimensionのことです。
changeは、変化よりは変動が良いかなとなんとなく思い「変動」にまずは仮決定。
訳としては「CD変動の低減」としたいところですが、調べてみるとあまり用例がありませんでした。リソグラフィ関連の論文等を参照したところ、「CDばらつき」と言うことも多いことが判明したため、ばらつきの低減に決定しました。個人的にはばらつき抑制が一番しっくりくる気がします。

②Manufacturers have very carefully investigated the ●variables● which affect the writing tool, to reduce the 〇variation〇 in feature critical dimension (CD) across the reticle surface.
公開訳 :製造業者は、レチクルの表面上での特徴限界寸法(CD)における
     〇ばらつき〇を減少させるために書き込みツールに悪影響を及ぼす●変数●を
     注意深く調査した。
私の訳 :製造者は、レチクル表面全域にわたる形状の限界寸法(CD)の
     〇変動〇低減のため描画装置に影響を及ぼす●ばらつき●を注意深く調査した。

辞書等を見ると
変動=variation
変数=variable
となっています。しかし、今回の場合、社会問題等の研究ならまだしも、
実験において「変数を調査」するというのは聞きなれない違和感を感じました。
調べてみても使われていないようでした。
ここは、コメントつきでばらつきにするのがベストなのかなと今の段階では決めます。

なんかこう、もやもやする英語にぶつかることが多いんですよね、この明細書…。

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