「おむすび」をどう訳すのか?

昨日のブログ[不思議な出会い]の続きです。

偶然お会いした愛さんは、
同業者みたいなものなので、
存在は知っていたし、
1つ講座を買ってもいた。

でも正直、会いたくなかった。

私自身、
英語を話す方はあまり得意ではないから、
コンプレックスみたいなものが
合ったのだと思う。

でも、
愛さんの人柄が素敵だったことと、
似たような問題意識を持っていたり、
お茶屋さんの雰囲気のおかげもあり、

お話はとても盛り上がり、
出会えて良かったなぁと思った。

愛さんとのお話で印象に残っていたのが、
映画翻訳をされたエピソードだった。

昨年、
古神道の用語を始めとして
英語にしにくい日本語がバンバン出てくる
映画を英語に翻訳されたそうだ。

古神道の用語だけではなく、
例えば「おむすび」をどう訳すのか?
「空気」をどう訳すのか?
とても悩んだ、
と言うお話を聞かせてくれた。

おむすびをrice ball
と言ってしまえば簡単だけど、
むすびとball、
そこからイメージされるものは違うよね、と。

「作った人の精神をくみ取らず、
 形だけまねすることをするな」

と言うのは、
私が特許翻訳の師匠から学んだ
一生忘れないであろう言葉の1つだ。

技術の世界の翻訳としては
意識してきたつもりだけど、

日本語の精神をくみ取って
英語に翻訳する世界と言うのを
垣間見させてもらい、

何だか究極の翻訳の世界に
出会ってしまったな…と思った。

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